越境E-commerceから越境L-commerceに時代が変わろうとしている

越境E-commerceをまず初めに

現在多くの企業や商店が日本国内での販売が伸び悩んでいる。少子高齢化や不景気、ここ数年は大手デパートの倒産や統合も続いている。
非常に堅苦しいセンテンスから入ったけど、色々な企業に話を聞くと決まって同じようなことを言っている。そして、企業の大小に関わらず、マーケットを日本国内から海外に向けて求めていっている。「英語が出来ない」「自社サイトなんて作れない」「マンパワーを捻出できない」という言い訳を盾にして今まで通りの売り方や販路しか選択しない企業はそのうち淘汰されていくだろう。
経営者の方々も普段から部下に言っているように、「始める前から出来ない理由ばかりを並べるのはもう止めにした方がいい」と思う。

マーケットは10倍も20倍もある

小さな昔ながらの製造業(物は何でもいい)が、世界に向けてインターネット上で販売を行い大成功を収めていたり、日本で販売しても売れないようなものが外国の方には飛ぶように売れるものもある。なにせ、世界は広いから色々な気候の地域に人は住んでいるし、趣味嗜好もまちまちだ。少し分かり易く例えると「鉛筆収集」が好きだという人が居たとする。そういう人が日本に何人いるのかなぁ?と考えると・・・・・せいぜい居ても100人、200人いたらすごいと思う。仮に日本に100人だった場合、世界の人口は46億人だから単純計算で日本の38倍・・・・でも、そういう趣味を持てない国や地域の人もいるから、20倍くらいにしておいても、2000人くらいの可能性はある。その人たちが、住んでいる場所から少し移動すれば、ありとあらゆる鉛筆が手に入るのか?ということも考えてみて欲しい。

答えはノーだ

どうせ売れないと、価値がないと思っていないか?
先日USのアマゾンのサイトを見ていた時に、「紙ねんど」を売っている日本の方がいた。その紙ねんどの画像にはバッチリ「DAISO」の文字があった。1つを500円位で売っており、800件位のレビューが入っていた。購入した外国の方は「品質が非常に良い!」とか「数種類の色があって可愛い」などとコメントを残していた。これ本当の話なのです。
100円ショップのダイソーで買った紙ねんどを500円で売ろうなんて、日本国内では考えられない。よほど辺鄙な場所に住んでいないかぎり、ダイソーでなくても100円ショップは日本のいたるところにある。しかし、広い世界となれば話は別なのである。

店舗をつくっても人が来ない

リアルな店舗の場合、どんなジャンルのお店でも外装・内装を整え、看板くらいだせば、初日から10名位は人が入ってきてくれると思う。しかしインターネットの世界はそうはいかない。ありとあらゆる店舗がインターネット上でひしめきあっている。自社サイトを作ったばかりでは、まず訪問者は来ない。これはGoogleなどをはじめとする検索エンジンの仕組みもあるし、インターネット上に浸透していくまでにはかなり時間がかかる。それを知らないと、「やっぱり、こんなことやっても駄目だ」という発想になる。そしてすぐに止めてしまう。

1年間くらいはのんびりと結果を待つべき

これは販売サイトを作ったら1年放置していれば良いという訳ではない。リアルな店舗でもするように、販売活動をしなければならない。リアルならば、ポイントカードを作ってみたり、ビラ配りなどもやるだろう。それの代わりとなる、インターネット上の活動をする必要がある。ただ、本当にインターネット上に浸透していくのには時間が掛かるということを忘れてはいけない。誰か有名人がサイトの商品を偶然にも見つけ買ってもらい、そのレビューを有名人のFacebookなどで紹介してくれれば、一夜にして物が飛ぶように売れて行くであろう。ジャスティンビーバーが「PPAP」をやったのと同じことである。

広告よりもまずは店舗(サイト)を整えよう

ブログ運営でも同じなのだけど、見づらい・買いづらいサイトというのは嫌われる。AdSenseなどに広告を売って顧客が来てくれても一瞬で立ち去って行くだろう。土日のH&Mのように、ごちゃごちゃに商品が並べられていたら、せっかくサイトに入ってきてくれても買う気が失せる。そして、品質が良くて安価であっても、信用できないので人は買わない。特に異国の地の人が見た時には「なんか怪しいサイトだから、商品届かないかも」と普通に思うだろう。

自信のある品質の良いものを売ろう

メイドインジャパンは未だに「高品質」ということで世界は認識している。例えそれが中国で作られていても、日本人が売っているものはチェックが施され、高品質であると認識されている。先ほど100円ショップの物でも売れると書いたけど、それを見てマネする輩は必ずいるし、そこから値引き合戦が始まり、儲けはだんだんと少くなっている。そういう人達を「転売ヤー」と言うらしい。できれば自社で作っているものが一番良いと思う。そして商品はたくさん並べれば良いわけではなく、自信のあるものを十数点並べて始めるのがベストだと思う。

ここまで少し越境E-commerceについて書いてきた。この記事に反応があればもう少し続きを書いてみようかなと思っている。「なんか知ったような口で書いてんな」と思うかも知れないけど、結構その部分に関わりの深い仕事をしているので、色んな会社の成功事例や悩みなんかはシロウトさん達よりも詳しいと思うのです。

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