ネットを上手く使おう
Goodyは学校を卒業した後、働き始めてからすぐに一人暮らしを始めました。その当時・・・もう20年以上前はネットなんか未だ普及しておらず、「アパマン」や「週刊CHINTAI」などの雑誌を買ってお目当ての物件をページをめくりながら探したものです。当時の事を良く覚えているのですが、空き部屋が出てから雑誌が発行されまでのタイムラグがあったため、よさそうな物件を見つけて、不動産屋に電話しても殆どの物件が既に決まってしまっている状態でした。今はインターネットが発達しているのでタイムリーな情報を手に入れることができます。そしてアプリなどをインストールして希望の間取りや地域を登録しておけば、新着情報をいち早く入手することができます。
わけあって最近また一人暮らしを始めたのですが、その時に使っていたのはSUUMO(スーモ)を使っていました。様々なアプリが出ていますのでこれは自分の好き好きで構わないと思いますがお部屋探しに失敗しないためにも2-3個入れて色々と見た方が良いと思います。
アプリやネットの利点
最近のアプリは部屋の中の写真がアップされていたり、地域の写真がアップされていたりしますので部屋の印象をいち早くつかむことできます。当時と比べるとこれは非常に便利な機能で、間取りや絶対条件(バストイレ別や家賃の上限)を入れておけばフィルタリングが掛かることです。ある程度地域などが絞られていれば良いのですが、この駅かこの路線にしようかな?と迷っている段階ではこういう機能が非常に役に立ちます。また駅などが決まっている場合は、アプリ内の地図を使って指で円を描くとその範囲内にある物件が瞬時にリストされたりして、単純にいじっているだけでも面白いです。
実際には不動産屋に足を運ぶ
ネットになってタイムラグが少なくなったとはいえ、やはりタイムラグは結構あります。実際電話で問い合わせても既にその物件は抑えられてしまっていることも数回ありました。過去の経験から、既に決まっているのに「よさそうな物件をいつまでも掲載しているんじゃないか?」そしてそれを「客引きに使って他の物件を契約させようとしているんじゃないか?」と疑ってかかって今回不動産屋の担当に質問をぶつけてみました。彼とは非常に仲良くなったので色々と賃貸について教えてもらったんです。
Goodyさん、昔は結構そういうことがあったみたいですが、最近はそういうことはやりません。ネットになって非常に情報入手が早くなったし、そんなことばかりしていると口コミであの不動産屋は良くないという噂が流れてしまいます。空き部屋情報がネットに流れることによって変わったことがあって、内見もせずに部屋を決めてしまうお客さんも多くなったんですよ。それは会社の転勤などで「もうそのエリアでしか選ぶことしかできない」というお客さんです。そういう方は内見しても、選択肢は変わらないので決めてしまうことが多いんです。特に3月や9月は空き部屋の取り合いになります。
と、いうことでした。確かに言われてみると選択肢の無いような人もいるんですね。とはいえ会社の転勤などを除いて住む場所が限定されていないのであれば、内見はした方が良いと思います。やっぱり現地に行ってみないと分からないことも多いですからね。
木造と鉄筋
物件を見ていると木造と鉄筋という表記があります。これについても自分は良く分からなかったので担当者に質問をしてみました。自分が思っていたのは「鉄筋=頑丈」「木造=火事に弱い?」・・・もう考えが3匹の子ブタの話レベルですね(汗)担当者はこう教えてくれました。
Goodyさん、これについては一長一短があります。まず鉄筋の方ですが、これは気密性が高いです、つまりエアコンをつけた場合、一旦冷えるとなかなか熱くなりません。但し機密性が高いが故に日当たりの良い部屋は夏部屋に帰ると灼熱地獄のように熱かったりします。また同じ6畳の表記でも鉄筋は若干狭くなっています。反対に木造は6畳と書いてあったら間違いなく畳が6枚入る大きさになっています。また部屋を閉め切って出かけても、帰った時に空気が澱んでいるような感じは無いです。通気性が良いので過ごしやすかったりしますが、エアコンとかの効きは少し悪いですね。
自分は最終的に鉄筋の部屋を借りているのですが、確かに帰宅すると空気が動いていない感じがします。そして空気の流れがないので、洗った茶碗なども1日経っても乾いてないし、部屋干しをしても非常に乾きにくいです。別に後悔などはしていませんが、通気性というのは重要だなと思いました。
都市ガスとプロパンガス
大都市圏限定になりますが、これについても書いておこうと思います。これも物件によって違う「ガスの供給方法」です。普段あまり気にすることは無いと思いますが、これについても不動産屋の担当者に聞きました。
これは絶対に都市ガスが良いです。家でほとんどガスを使わないなら関係ない話ですが、ちょっとした料理を作ったり、毎日シャワーを浴びるとなると、月々の請求が3,000円から8,000円位余裕で変わってきますよ。部屋で食事を多く作り、毎日のように湯船にお湯を張るのであれば10,000円位差がでると思います。
これについては非常にびっくりしました。仮に5,000円差が出たとして、それを余計に支払うくらいだったら別の物に充てたいですよね?それじゃなくても一人暮らしって大変なんだから。5,000円あったらインターネットを引いたり、携帯代の足しにしたり、もうちょっと良い物件に住んだりできますので、迷ったら是非都市ガスの物件を選ぶようにしてください。
この話で分かったこと
- インターネットでタイムリーな情報を手に入れる
- 部屋探しのアプリは非常に便利
- ネットだけで部屋を決めてしまう人が多くなっている
- だけど、内見は絶対にした方が良い
- 3月、9月は空き部屋の争奪戦
- 木造と鉄筋は一長一短がある
- ガスは都市ガスが絶対に良い
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