メスティンのバリ取り作業を詳しく解説
メスティンを購入して、まず初めにしなければならないのは「バリ取り」作業です。面倒だと思うかもしれませんが、フタを開けて良く見てみてください。何か縁がささくれ立っているのが分かるかと思います。これを「バリ」といい、このささくれを除去します。メスティンの縁を手でさわってみると、結構ざらざらしていて、そのまま使うと手をケガしてしまう可能性があるので、「バリ取り」はしっかりしておきましょう。なお、最初に1回限りの作業なので、必ずやることをおすすめします。
準備するもの
- 軍手
- 紙やすり(#400番から#1000番)
- 新聞紙
- オリーブオイル
紙やすりは番号の少ない方から
早速バリを除去していきます。周りが汚れないように新聞紙を敷き、手のケガ予防の為に軍手をしておきます。紙やすりは100円ショップなどで売っているもので充分です。何種類かの紙やすりを持っている場合は番号の少ない方から使っています。
仕上げは番号の大きいもので
紙やすりは番号が小さいほど、荒目で大きくなるにつれて細目になっていきます。最初から#1000番や#2000番などでやっているとバリがなかなか取れないので荒目から使用していきます。その時、スリ傷のようなものが付きますが、後に#800番や#1000番で仕上げれば大丈夫です。
蓋と本体の両方を磨きます
バリを取るのは蓋と本体の両方です。少しサンドペーパーで磨いてみて、ざらざら感が無くなったなと思ったら細目のサンドペーパーに変えていきます。最終的に自分が持っている一番細目のサンドペーパーで磨き、触ってみてざらざらがなくなったら終了です。
仕上げはオリーブオイルを塗る
研磨が終わったら、細かなアルミの粉を取り除くために一度スポンジなどを使って洗い流します。そして乾いた布やふきんで水気をとります。そのあと、研磨した場所にオリーブオイルを塗っておきます。研磨した場所はとりあえず目には見えないような傷を多くついています。そこから変色などをするのを防ぐためと、フタと本体が馴染むのを助けるために塗ります。まだこの作業をしている時はメスティンの出番が決まっていないときだと思います。手を少しかけてあげることで、自分のお気に入りのクッカーとして愛着が沸いていくと思います。
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