正しいシャンプーをするためにおさえるべき3つのポイント
だんだんと減ってくる髪の毛。「シャンプーすると抜け毛が手について寂しい気分になるけれど、シャンプーしないとよけいに髪の毛に悪いと聞くし、どうしたらいいのか?」そんな薄毛に悩む人のために正しいシャンプーについて説明していきます。
そもそもシャンプーとは何をすることか?
イキイキとした髪の毛をいつまでも保っていたい。それは男性・女性に関わらず、みんなが思っていることです。健康的な髪の毛を保つためには前項で説明した
に加えて、正しいシャンプーです。シャンプーをするということは髪の毛を洗うという風に思われがちですが、実は頭皮を洗うということです。髪の毛の汚れは意識しなくてもシャンプーの途中でキレイに洗い流されていきますが、頭皮を洗うということを意識しない場合、頭皮にある皮脂が洗い流されず汚れたままの状態になってしまいます。そのままの状態だと毛穴を詰まらせ、抜け毛・薄毛の原因になります。
1.シャンプー前の準備をしっかりとする
シャンプーをする前に必ずやらなければいけない2つのことがあります
予洗い(お湯洗い)
髪の毛の長い、短いに関わらず、まずはブラッシングをします。これは髪の毛などが絡まっていると、ちゃんとシャンプー液が行き届かず、泡立ちが悪いため余分なシャンプーを使うことになります。もう一つ大事なのは、髪の毛や頭皮についている皮脂や汚れをブラッシングによって浮かせておくことで汚れを落としやすくしておくためです。
そして予洗いをしましょう。予洗いとはシャンプーを付けずに37-38℃のお湯で髪の毛を洗い流すことです。髪の毛の間に指を入れ、とかすようにお湯で流していきます。この予洗いで髪の毛の汚れを80%くらいは洗い流せます。
2.シャンプーの適量と扱い方を知る
皆さんは1回のシャンプーでどの位の量を使いますか?銭湯などで見かけるのは泡立ちが悪いのか?2-3プッシュしてかなりの量を使っている人がいます。
シャンプーは頭皮に直接つけずにまず、手のひらで泡立てる
男性のショートヘアで10円玉1個分、女性のロングヘアーでも2個分くらいが適量となります。多くつけすぎるとちゃんとシャンプーを洗い流せなくなりますので適量を守りましょう。また汚れを落とすシャンプーは言い換えれば洗剤です。洗剤の使い過ぎは肌に良くないというはお分かりだと思います。
またシャンプーは手のひらでしっかりと泡立ててから「泡を頭に乗せる」感覚にしてください。手に出したシャンプー液をそのまま頭皮に乗せる人がいますが、それは間違いです。しっかりと泡立たせるために、お湯を少し足しながらしっかりと泡立て、その後「泡をのせます」。洗顔する時も同じ方法をイメージすると分かり易いと思います。髪の毛が生えてくる頭皮を大事に扱ってください。
3.しっかりとシャンプー液を洗い流す
シャンプーの最後の大事なポイントは、しっかりと洗い流すことです。せっかく正しいシャンプーしても、洗い流しをしっかりしていないと、シャンプーの成分が頭皮などに残り、毛穴を詰まらせたり、ホコリを寄せ付けてしまったりします。
「1分たったよな」と思ったら数を数えてプラス10秒
シャンプーの洗い流しは最低3分くらいして欲しいですが、みなさんはどのくらいやっていますか?3分間シャワーを出したままにするのは結構な時間かと思います。男性の場合は特に短髪のため、さっさと洗い流しを終わらせてしまいがちですが、それではシャンプーが残ってしまっています。いつもの時間からプラス1分、そして1分経ったと思ってから数えて10秒やればだいたい大丈夫だと思います。
正しいシャンプーをしていれば髪の毛に悪い影響はありません。むしろシャンプーを疎かにすることの方が頭皮や髪の毛に悪い影響を及ぼして抜け毛や薄毛の原因となります。
毎日のシャンプーは正解か?不正解か?
「毎日シャンプーするのはどうしてだろう?」と考えたことはありますか?
多くの人は何の疑いもなく、毎日シャンプーをしているかと思います。中には2日に1回が良いという人もいて、情報にも諸説あります。
シャンプーの頻度は決まってはいない。自分の頭皮のコンディションで決める。
本やインターネットなど、シャンプーの回数に関して色々と書かれています。「毎日しっかりシャンプーをして毛穴を詰まらせないようにしないと抜け毛・薄毛の原因になる」とか「シャンプーし過ぎると頭皮の必要な脂分を取ってしまい悪影響を及ぼして薄毛になる」「キューティクルが剥がれ落ちて髪の毛がダメージを受けやすくなるなど」多くの意見があります。そしてこれらは全て間違いではないと思います。
考えなくてはいけないのは人によって頭皮のコンディションは違うということです。植木の花を育てることを例に取ると、「説明では水やりは週に1回」となっていても、雨が続いている時と猛暑が続いている時、寒い冬など、その環境によって水やりのタイミングや量は変化させないと枯れてしまいます。
髪の毛・頭皮も同じことで、すごく汗をかいてしまった日と何もせずに一日中部屋にいた時ではコンディションが違うはずです。自分の髪の毛や頭皮を触ってそれを感じとってください。
あえてアドバイスするのであれば「シャンプーは毎日しなくても大丈夫」ということです。前項でも説明したとおり、お湯で流すだけでも80%以上の汚れは落ちていきます。予洗いだけでも十分に洗髪効果はあります。目安として自分が寝起きの洗顔ではなく、顔を洗う時に洗顔フォームを使ってしっかり洗う頻度と同じくらいで大丈夫だと思います。
自分の頭にあったシャンプーの選び方にはコツがあった
あなたはシャンプーを選ぶとき、何を基準に選んでいますか?
多くの人はシャンプーを選ぶとき、パッケージや匂いなどでまず選ぶ人が多いと思います。そして少し使ってみて、スタイリングのし易さに関わる、髪の毛のハリやコシを確認して次も買うかどうか決めるのではないでしょうか?
頭皮のコンディションに合ったシャンプーを選ぶこと
自分の頭皮はどんなタイプでしょうか?脂っぽかったり、乾燥してカサカサしていたり人それぞれだと思います。例えば顔にニキビが出来た時も色んなタイプがあり、付ける薬なども変わっていますよね?頭皮を洗うシャンプーもそれと同じなのです。しかし頭皮というのは非常に確認しづらいです。本当はAGAなどをやっているクリニックなどに行って看てもらうのが一番確かではありますが、毎日忙しくなかなか時間もお金もかけられないと思います。
スカルプDって言葉を聞いたことがあると思いますが、あのシャンプーを販売しているサイトで頭皮診断をWEBで行えます。簡単な質問に答えるだけ。所要時間は2分程度です。
頭皮診断が終わると頭皮のタイプが出てきます。それを知った上で自分にあったシャンプーを見つけましょう。
スカルプDのシャンプーは少し高いですが、抜け毛や薄毛に悩む人の多くが使っていますし、人気のシャンプーです。自分も乾燥頭皮用のを使っています。
正しいシャンプーをするための便利グッズ
正しいシャンプーをするための便利グッズですが、便利グッズと称されているものであまり良いものが無いのが現状です。シャンプー用のシリコンブラシなどは使ってはいけないアイテムです。そんな中でも唯一おすすめするとすれば、シャンプーの泡立ちを助けるこれでしょうか?
ただこれは洗顔用に使っている泡立てネットを代用しても良いですし、身体を洗う時のアカスリタオルでも代用が効きます。しっかりと泡立てられればミカンのネットでも構いません。
いかがですか、シャンプーが抜け毛や薄毛に与える影響が非常に高いことは理解してもらえたと思います。正しいシャンプー方法を身に着けて、頭皮にダメージを与えないように気を付けましょう。
この話でわかったこと
- シャンプーとは頭皮を洗うということ
- シャンプー前にブラッシングと予洗いをしっかりする
- シャンプーの頻度は決まってはいない。自分の頭皮のコンディションで決める
- 自分の頭皮がどんなタイプなのか理解すること
- 頭皮のコンディションに合ったシャンプーを選ぶこと
- シャンプーが抜け毛や薄毛に与える影響が非常に高い
この話に関するリンク
なし
色々と読んだけど、流暢なことを言っていられる状況じゃないという方
昔と違っていま薄毛は病院で直すことができます。AGA治療を行っているクリニックに先ずは行って相談することをおススメします。AGAとは、「男性型脱毛症」のことで成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことです。全国に多くのクリニックを構えるところ厳選しましたので安心して相談できると思います。クリニックにいくことは決して恥ずかしいことではないです。いまでは多くの方がAGA治療を病院で行っています。
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