敷金2か月・礼金2ヶ月・仲介手数料1ヶ月というのはもう殆どない
都心を離れるとどういう初期費用に形態がどうなっているのか分かりませんが、都内で自分の経験値でいうと、昔みたいに敷金2か月・礼金2ヶ月・仲介手数料1ヶ月という形態は殆どありませんでした。ただし、名称が変わっているだけで、金額的には家賃の5ヶ月分くらいと思っていれば間違いありません。
敷金・礼金が無くなったのにどうして5か月分?
先ほども書いたとおり名称が変わっていることが主な原因です。モデルケースとして1ヶ月6.2万円のワンルームを借りようとすると初期費用は以下のような形になります。(Goody実績値)
- 日割り家賃 : 37,190円(18日分)
- 日割り共益費 : 1,190円
- 害虫駆除・清掃費用 :16,200円
- 少額短期保険料 : 20,000円
- 鍵交換代 : 18,750円
- メンテナンス : 62,000円
- 仲介手数料:66,960円
- 翌月前払い家賃 : 62,000円
- 翌月前払い共益費 : 2,000円
- 合計 :286,290円
鍵交換代は交渉すれば(前居住者のままの鍵で良いなら)なくすこともできるようです。また清掃費用も退去時に払うということも可能なようです。
一人暮らしを始めるには色々とお金が掛かる
部屋を借りられたとしても、掛かるお金はこれだけでは終わらないです。引っ越し費用や新しい家財、細々した洗剤や歯ブラシ・トイレ用品など結構バカにならない金額が掛かります。蓄えに余裕があればよいのですが、お金の心配がある方は、初期費用を節約したり退去時に回せるものを不動産屋に交渉してみるのも手です。あとは借りるという方法もありますがあまりおすすめできません。僕自身があまりお金を借りるという行為が好きではないのもありますが、キャッシングやカードローンは利率が非常に高いので止めておいた方が良いと思います。
因みに銀行のカードローンで初期費用の30万円を借りて、2年(24ヶ月)で返済すると、どの位に金利を支払わなければならないのかシュミレーションしてみました。銀行のカードローンだと年利率は4.8%-14.8%が相場らしいので(2015/12現在)最大の14.8%で計算すると・・・
- 借入額 : 300,000円
- 年利率 : 14.8%
- 返済期間 : 24ヶ月
- 毎月の返済額 : 14,518円
- 総返済額 : 348,420円
だそうです。30万円借りて、最終的に多く支払う額が48,420円・・・・。どう思いますか?
この話で分かったこと
- 敷金・礼金という形態は無くなりつつある
- 初期費用は家賃の5ヶ月分くらいというのは変わらない
- 初期費用内訳の名称が変わっている
- 初期費用だけでなく、細々した金額が結構かかる
- 30万円かりて2年で返すと35万円位返済することになる
- Goodyはお金を借りるのが嫌い
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なし
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